相談事例紹介

2014年11月の相談状況は町田相談室(以下町田):開催回数4回で18名、鶴川相談室(以下鶴川):同2回で19名、合計で37名の相談者が来室されました。何時もながら多岐に亘る相談内容ですが、今回は相談内容を掘りさげてご覧頂くためその内容を層別しグラフ化した上で若干考察してみたいと思います(グラフ参照)。

  1. 当月は年賀はがきの制作準備で結構忙しくなるのではないかと予測していましたが、意に反しこの分野は意外と低位で、全体の14%強でした。この分野の技術が少なからず浸透したのであれば喜ばしいことです。
  2. 際立った項目としては、PCとUSB、SD、DVD・・・等各種メディア間のデータの移動・コピーに関する問い合わせが多く全体の23%と最高で、件数は町田、鶴川とでした。目的としては①デジカメのSDカードに入ったままの膨大な写真がやっと日の目を得て整理の俎上に乗り、②修理のためのバックアップ、③更には文章やメール類等諸データ整理が多かったようです。メディア内の保存データの整理は定期的に行いたいものです。
  3. 見逃せないのが、最近富みに激しさを増している迷惑ポップアップ画面(前回も関連記事掲載)が後を絶たず、お悩みの方が多いことです。対応策としては残念ながら当面対症療法しかないようです。何故か町田に集中していますが、鶴川相談者のリピート傾向大とも関連していると思われます。
  4. その他の分野が17%と多いのは、相談内容が多岐に亘っていることの象徴でもあり、PCへの関心度が深まっていると見るべきでしょう。是非は別として町田に比べ鶴川は相談者のリピート率が高いことも原因と言えそうです。

結言:当相談室にお越しの相談者は当然のこと各自その技量は異なりますが、基礎分野、応用分野の如何を問わず、出来るだけPCを開く回数を増やし、PCと会話して楽しんで頂きたいと願う次第で有ります。(K.S.)