2022年4月定例会

4月12日(火) 担当幹事:小林、中村

定例会 場所 オンライン形式(ZOOMを利用)、開催時間:16:00~18:00
参加者
(敬称略)
赤染、荒木、岩松、江守、加藤、黒瀬、小林、佐藤、嶋田、鈴木、塚本、中村、藤原(計13名)(50あいうえお順)

【第1部】定例会
1.理事会報告(佐藤)
審議事項:                                   2022年4月例会を開始
・総会に向けての役割分担等を検討。
報告事項:
・鶴川相談室閉鎖につき共催元の(株)リレイスにご報告/ご挨拶した。
・各部門活動状況を要約。
2.経理月次報告(鈴木)
・3月31日現在の活動計算書、貸借対照表、事業計画達成率を報告。
事業計画達成率は106%になった。
3.G/WG/同好会報告
(1)事務担当G (黒瀬)
・古いパソコンの整理と処理に着手。
・6月総会に向けて準備中。
(2)勉強会運営G(黒瀬)
・勉強会テーマの募集/検討中。
(3)サーバー担当G (菊地)
・特になし 。
(4) 相談室運営G(中村)
・鶴川相談室閉鎖に対応し、これまでの来室者向けに町田相談室案内のチラシ等配置。
・2012年創設の相談室の歴史を来室者統計により振り返った。
・3月町田相談室の来室者は3名。
(5) 講座WG(岩松)
・「まちプラ」PC教室がリニューアルされ、4月から毎週開催となる(3月迄は奇数週開催)。
また、新規テキストの導入、スマホ・タブレット講習が5月から開催される予定。
・オンライン相談拠点アドバイザー(@町田第1高齢者支援センター)は3月で終了。
(6) 技術サポートWG(中村)
・3月25日にWG例会をオンラインで開催。出席者4名。
・なりすましメールによる詐欺サイト誘導、遠隔操作による乗っ取り 等の事例を紹介し、注意を呼びかけ。
(7) HP作成WG(荒木)
・公開サイト/会員サイトが3/15から一時アクセス不能になったが、サーバーG担当と協力し修復。
・4月4日にWG例会を会場開催。
・2月開始の会員向けJIMDO講座は全6回を開催。
(8)SILA・スマホタブレット講座(佐藤)
・SILA受講希望者1名あり。
・足立区講座は本年度からの独自計画実施に向けて指導者養成を考えている関係で原則として本会から1名が担当することになった。
(9)町田デジタル倶楽部(岩松)
・コロナ禍により休会が続いたが、3/23から全面復活。
(10)ビスケットの会(中村)
・1月開始のまちだプログラミング広場の3回目を3/27に開催、5名の参加者あった。
・公開サイトの「ビスケットの会」ページの内容を変更予定。

【第2部】勉強会
テーマ:「日本料理の味と視覚―色と光と環境からの考察―」    講師:佐藤 一 会員
現役時代の研究「日本料理における味と視覚の関係-環境の変化と味の関係-」、その結論の「料理がおいしく感じられるかどうか、には食材や食器の色が重要な要素になる」を踏まえて、色に関する様々な属性、その評価法等が解説された
色には色相/明度/彩度の3属性があり、それらはマンセル表色系やXYZ表色系で規定することができるが、PCCSトーンマップPCCS(Practical Color Co-ordinate System)と呼ばれるカラーシステムもある。PCCSは、「色彩調和」を目的に開発されたものであり、明度と彩度を融合した「トーン(色調)」という概念を持っており、色を「色相」と「トーン」+無彩色で表すことができる。したがって、「モノや感じ」を色で表現してもらい全体の傾向を見る方法としてPCCS(図参照)を利用し、料理を美味しく感るかどうかと食品等の配色の関係、つまり、食品や器の配色を官能的に評価することにした。この点を、100名を超える被験者のデータに基づいて紹介した。
このような色の問題は当会関連の分野でも重要なことであり、また、この研究の過程で講師の印象に残った魯山人の言葉「”食器は料理のきもの”であり、”包丁のさえ、ツマの色、料理の美しさ”により”料理がうまくなる”」から、当会の講座を例に「”正しい知識は講座のきもの”であり、“講師の経験と知識、指導技術、講師の日々の研鑽”で講座に“深み“が出る、このことが受講者の”わかった”につながる」と指摘された。